インプラント治療IMPLANT

インプラント治療の流れ

診査・診断

全身の状態やインプラント植立部位の骨形態・血管や神経の有無などを診査して、インプラント治療に適しているか否かを診断します。
問題がなければ治療計画・治療方針をご説明いたします。

インプラント植立手術

治療計画に基づきインプラントを植立します。

インプラントの治癒期間

植立したインプラントが周囲骨としっかり結合して安定するまでの期間です。
治癒期間中は既存の入れ歯を調整した上で使用していただきます。

インプラント用義歯の装着

植立したインプラントが周囲骨としっかり結合したら、インプラント固定用の義歯を製作して装着します。

メンテナンス

お口の状態に変化や問題がないかをチェックするための定期健診に移行します。

その他の治療法との違い

歯が中間で1本抜けた場合

ブリッジは、抜けた歯の両隣の天然歯を削って人工の歯（ブリッジ）を被せる方法で両隣が健康な天然歯であっても削ることになりますが、インプラントは隣の健康な歯を削ることなく植立し、人工歯を取り付けます。
自分の歯と区別のつかないくらい自然な状態となります。

歯が中間で2本抜けた場合

抜けた2本の歯の部分に加わる大きな力を支えるため、数本の健康な歯を削りブリッジにする方法がありますが、支える健康な歯には大きな負担になります。
インプラントでは、抜けた数本だけ植立ができます。インプラントは顎の骨にしっかり固定されているので、強い力で噛むことができます。

奥歯が数本抜けた場合

部分入れ歯の場合、取り外しの入れ歯を作り、バーを左右に渡して固定します。さらに止め金でも固定しますが、口の中のバーや止め金には異物感が伴い口臭の原因にもなります。
インプラントでは、数本のインプラントを植立し連結します。入れ歯を固定するバーや止め金が不要となり、口の中もすっきりします。

歯が全部抜けた場合

総入れ歯の場合は、床のついた入れ歯を装着します。顎の骨が退縮すると入れ歯が不安定になりやすくなります。
インプラントでは、数本のインプラントを植立し、連結された維持装置に入れ歯を固定します。入れ歯が安定し、口の中で動いたり、笑ったときに飛び出したりすることを防止します。

ミニインプラント

インプラント治療は手術がたいへんで治療費が高額だと思っていませんか？

ミニインプラントは、骨の量が少ない部位でも植立が可能な細いインプラントです。このインプラントを血管や神経の少ない安全な領域に4～6本植立して入れ歯を固定します。
使用するインプラントの本数が少ないので、手術も小規模で済み治療費も抑えることができます。

歯が全部抜けた場合にミニインプラントで治療

骨の中の血管や神経が少ない安全な領域にミニインプラントを4～6本植立し、インプラントによって入れ歯を固定します。